2017年9月20日水曜日

TBC三江線お別れ輪行ツアー その4(完)

12時34分、汽車が江津駅を出発する。
1両編成のワンマンカー。
出発する車両

ベンチシートとボックスシートの混成でトイレもある。
われわれの自転車は車両後ろの出入り口付近にまとめて置いた。
輪行袋は出入り口付近にまとめて


お客さんはわしらのほかにも、鉄道ファンがちらほら。
夏休みの日曜日だしね。
朝の直通車両のように人満載ってわけじゃないので、輪行バッグを置いていても、それほど肩身が狭い思いをしないのは救いだね。
車内でのんびり


汽車は江の川沿いをとことこと走っていく。
車内はエアコンが効いていて快適だ。
ライドで火照った体に心地いい。


乗り合わせた鉄道ファンの方に話を聞いてみると、関東や関西から来たという人が。
わしらは地元だが、遠くからいらっしゃるのね~。


汽車はのんびりと進む。
途中の駅では、車で先回りした仙人さんが写真を撮ってくれるサービスも。
至れり尽くせりですのう。
やっほー(撮影・仙人さん)


汽車はこんな感じで田園地帯を行く。
鉄橋を渡る(撮影・仙人さん)

のどかやね(撮影・仙人さん)

出発から1時間ちょっと。
石見川本駅に到着した。
地元の観光宣伝隊が、今まさに出発しようとする江津方面への上り列車をお見送りしていた。
さよーならー

上り線の列車

わしらのほうは・・・・スルーでしたね。
明日の撮り鉄


ここでは待ち合わせで15分以上停車する。
外へ出て、缶コーヒーを買ってきた。
相変わらず外は、気温も高く、湿度もそれなりにある。
汽車は14時ちょうどに石見川本を出発。


運転席の横から進行方向を見る。
緑の木々が左右にせり出し、鉄路はその中にどんどんと分け入ってゆく。
左右の木々が迫ってきて、スリリング

速度もゆっくり。
なかなかスリリングな風景でもある。
田園風景を行く(撮影・仙人さん)


われわれが下りる粕淵の駅が近づいてきた。
ワンマンカーなので降車口は前方にある。
だが、輪行バッグを置いているのは最後尾。
バッグを担いで前まで行くのは骨だなあと心配してると、運転手さんが「切符を入れたら、後ろの扉から降りてくださいね」と声をかけてくれた。
よかった。よかった。
きっと、わしらがそわそわしているのが分かったのだろう。


14時37分、粕淵駅に到着。
輪行バッグを抱えて、汽車を降りる。
お世話になりました。
えっちらおっちら

2時間ちょっとの短い鉄旅だったけど、ずいぶんのんびり(gdgd)できました。
午後2時前後の一日でもっとも暑い時間帯を、涼しい車内で過ごせるというのも、へたれなわしにとってはうれしかったなあ。
そして仙人さん、お待たせでした~。


おっくんとオレンジさんの輪行ツアーはここで終了。
粕淵駅前にデポしている車に乗って、三次に帰るという。
いんちょトレインの4人は、まだ先がある。
三次までの50キロちょっとを走らなければいけない。
輪行解除!

オレンジさん、おっくんは撤収


まだまだ旅は続くよ~。


その前に腹ごしらえ。
江津ではろくに食べられなかったし、粕淵を停車駅に選んだのもコンビニがあるがゆえだ。
粕淵の街の中をとろとろっと走ってローソンポプラへ。
粕淵の街並み

ええ感じですのう

わしはそばをいただいた。
夏のライドには冷やしそばじゃね


と、そうこうしていると空模様が怪しくなってきた。
ええ、まぢですか。
雨雲レーダーをチェックすると、こちらに雨雲がやってくる感じだ。
暗雲立ちこめる


とりあえず先へ。
出発すると、間もなく空が黒くなってきた。
山際もけぶっている。
山がけぶって見えん
ああ、無情(撮影・仙人さん)

ついに雨がぱらぱらと降り出した。
そして、みるみるうちに激しくなる。
ちょうどこの周辺にはトンネルが多い。
その中で雨宿りすることにした。
はよ、やまんかなあ

お~い(撮影・仙人さん)


10分ちょっとは待っただろうか。
若干、雨脚は弱くなったか?
あんま変わらない感じもするのだけど、出発することに。
いざ!
まだ雨脚は結構強い(撮影・仙人さん)

耐えて走っております(撮影・仙人さん)

雨が弱まってきた


さっきまでの暑さが、雨で和らぎ、ずいぶん走りやすくなったぞ。
路面が濡れて、靴が濡れるのを除けば、夏場の雨はそれほど悪いもんじゃない。
20分もしないうちに晴れ間がのぞき始めた。
山の天気は変わりやすいって本当だね。
晴れてきた(撮影・仙人さん)

路面はまだ濡れている


約30分走って、午後4時にグリーンロード大和に着いたときは、路面も乾き、「雨なにそれ」って感じに。
グリーンロード到着。さすがにイベントのCPは撤去されていました

ただ、しばらくいいペースで走っていたので、また足の状態が怪しくなってきた。
迷惑をかけるわけにもいかないので、先に出発して、ゆっくり進むことにする。


先行して一人、江の川沿いを行く。
巡航が30キロ以上だと厳しいが、20キロ台後半だとなんとかなる。
貧脚はしょうがないよね。
弱音をはくより、鍛えろって話なんだけどね。
一人旅


ま、こんなもんですけ~


丘を上ると、両国トンネル。
トンネルの中って本当に涼しいよね。
両国トンネル接近

涼しい


トンネルを抜けると、広島県側に出る。
三次市作木である。
次の休憩地点は、川の駅常清。
そこまで逃げ切れるか?
一人走る(撮影・仙人さん)

と、思いながら走っていたけど、後方から迫りくる快走いんちょトレイン。
何分違いで出たのか分からないけど、やっぱ逃げ切れなかったか。
ロックオン!


ということで、4時45分ごろに川の駅常清に到着。
ここでも仙人さんが先回り。
安心感がありますねぇ。
お待たせです

太陽が山の端にかかる


一息入れて、5時前に出発!
あと20キロばかり。
このペースなら6時前には三次に帰れるな。
また先行させてもらおうかと思っていたのだけど、いんちょさんが「みんなで一緒に行きましょう」と提案。
「了解、頑張ります」
ということで、最後尾に回らせてもらう。
わしの表情が硬い(撮影・仙人さん)

頑張ってついていけるか(撮影・仙人さん)


とはいうものの時折、足が危険信号を発するので、ペースを落とさざるを得ない。
ありゃりゃ~。
離されている?(撮影・仙人さん)

ちぎれた?(撮影・仙人さん)


あれ~。


もう頑張れないので、淡々と進むしかない。
20キロ台後半のサイクリングペースだと何とか行ける。


国道375号の未改良区間に入る。
道幅が狭いので、いんちょさんたちがペースを落としてくれたようだ。
この区間でなんとか追いつく。
なんとか追い付けた

やれやれ、文字通り足を引っ張ってしまった。
ブルベで600走ったとはいっても、こんなもんですわ。


景色が開けてくると、三次盆地は間もなくだ。
太陽も高度を下げ、日差しが柔らかくなってくる。
もうすぐ54号線!


54号線に合流。
帰路は川沿いを進まず、三次の古い町並みへ。
同じ風景を見せまいという、いんちょさんの心遣いかな。
三次の古い街並み

クラシックな建物も残る


自転車屋さんじゃないのに、自転車がたくさんあって、近所の人がパンク修理をお願いにきて、しかも修理してあげるという謎の豪邸の前を通る。
地元の人と走ると、こういう小ネタがはさまってくるのね。


赤い巴橋を渡り、土手道を行く。
夕日に映える巴橋

帰ってきたよ~。
ただいま~。
土手道を行く

やっほ~帰ってきたよ~(撮影・仙人さん)

とうちゃこ~~(撮影・仙人さん)


午後6時前、夕暮れの馬洗川河川敷に到着!

仙人さん、管理人さん、車での同伴サポートありがとうございました。
お陰で身軽なライドを楽しめました。
写真も一杯撮ってくれて感謝です。
終始トレインを引いていただいた、いんちょさん、本当にありがとうございました。
三江線沿線の輪行旅のきっかけを作ってくれて感謝しております。
一緒に走ってくれたいずみん、ホリさん、おっくん、オレンジさんもありがとうございました。
みなさまのお心遣いで楽しい一日を過ごせました。
もっと速いペースで走れるよう精進せんといけんですね。


帰ってSTRAVAのログを見ると、走行距離が164キロで、走行時の平均時速が25.4キロ。
ブルベでは、ギリギリ隊として20キロ前後で走っとる拙者からすれば、超高速ライドですわ(^-^;


おかげでライド後、足の状態が戻らずに2日間もジテツーを休んでしまったという(^^;)
400キロブルベでも、翌日ジテツーしていたのにね。
それより厳しかったということか・・


そうそう忘れとった。
今回のツアー、好評につき10月1日(日)に再び同日程で開催されます。
詳しくはTBC公式ブログ「車輪の詩」http://blog.livedoor.jp/atsupan5235/archives/52388958.html
へ、よろしくお願いします。
わしは10月前半に長期の夏休みを取る予定があるので、今度は無理かなあ。
輪行バッグの貸し出しやサポートカーの出走もあるそうなので、輪行初心者でも楽しめること間違いなし!
折しも季節は秋。
本当に走りやすい季節です。
晴れさえすれば最高の三江線沿線を楽しめますよ。

さあ、次はどこへ走ろうか。

(おわり)

2017年9月15日金曜日

TBC三江線お別れ輪行ツアー その3

ドリンク補給を終えて出発したTBCの一行。
国道261号を江津方面へとひた走る。
集団はいんちょさん率いるわしら4人と、おっくん、オレンジさんの二つに分かれた。
後門のホリさん、いずみん

前門のいんちょさん。もはや逃げ場なし


3色に塗り分けらた桜江大橋が見えた。
ここも石見グランフォンドで渡るよな~。
トリコロールな桜江大橋。石グラではおなじみ


わしは何とか、いんちょさんトレインに乗っているが、次第に厳しくなってきた。
脚が、である。
ふだんのブルベペースとは異次元の速さに脚が悲鳴を上げているのだ。
水分補給が少なめだったのもいけなかったか。
それに気温も高い。
路面の温度表示で35度!
35度だと・・・(撮影・仙人さん)


この夏も真っ昼間のジテツーを何回かこなしたが、気温が32度以下だと耐えられる。
34度を超えると、とたんに辛くなる。
33度は・・条件次第かな。


攣りそう。
脚がピキピキときしんでいる。
マジでやばい。
攣る~~~。きっと攣る~~。
いずみんとホリさんに手で合図して、前に出てもらう。
最後尾に下がるわし。あごが上がっている(撮影・仙人さん)


「やばいかも。MAT5です」
「????」
「まじで脚つる5秒前」
「・・・・・」
(この会話は事実を元にしたフィクションです)


ちょっとペースを落とす。
負担を落とすと、ちょっと脚が持つ。
なんとか食らいつく。
ごまかし、ごまかし走っていたけど・・
もう限界。
ピキったよ。
終了のお知らせ


声をかけて、止まる。
江津まであと少しなんだけどね~・
いててて。


いずみんが2runをくれた。
ありがとう。
さっそく飲む。
いつもなら漢方とか持っているのだけど、本日は・・・
すんません、軽装で。
わし、今回のライドを甘く見てました。
すんませんでした。
ブルベで300やら400やら600やら走ったとはいえ、こんないいペースじゃないんです。
のろのろのカタツムリ野郎なんです。
えらそうなこと言ってすんません。
生きててすんません。


ということで、また走り始める。
みなさん、ゆっくり行ってくれるので助かる。
2runが効いているのかな。
再び爆発しそうになる、へっぽこ脚をだましだまし、回す。
くるくるくる。


江の川サガンを行くわしら。
スーパーがあり、左折できる交差点があった。
今思えば、そこで曲がるべきだったのね。
でも、その時は気づかなかった。
いずみん、待って~~~~


ようやく江津の市街地に近づいてきた。
どことなく見覚えのある交差点。
「大丈夫です! 前この辺ブルベで走りましたから」
なんてことを言ってた。


国道9号に合流する。
へんてこな形の交差点じゃ~。
右折して、東へ走り始める。


んんんんん?
この感じ、違う感じがする。
左手にローソンがあるので、ストップしてもらう。
スマホで確認すると、やっぱ間違っていた。
さっきの交差点、左折しないといけなかったのだった (^_^;)


そういえば、うちら江の川の左岸を下ってきたのだった。
思い起こせば、江津の駅は江の川を渡る手前にあった。
やっちゃった~。
時刻は午前11時40分ごろ。
目当ての汽車は江津駅を12時34分に出発する。
輪行を準備する時間を考えると、それほど余裕はない。
江津駅周辺には、飲食店が少ないようなので、ここで補給を取ろうということになった。
それぞれ慌ただしく補給を済ませ、12時過ぎには出発。
江の川の河口にかかる橋を渡る。


なんとか江津駅に到着。
おまたせ~。
間に合ってよかった~(撮影・仙人さん)


後続のおっくん、オレンジさんはすでに到着して、輪行の準備をしていたところだった。
われわれも仙人さんからコンテナに入ったブツを受け取って、自転車をばらして輪行袋に入れる。
おっくん「詰めるよ~」

いずみん「輪行初めてなんですけど~」


汽車は12時34分江津発、浜原行き。
昼間の三江線には三次への直通便がない。
鉄旅の人とってにはマイナスだが、輪行のサイクリストにはこれが逆にメリットとなる。
土日の直行便は三江線との別れを惜しむ人で利用者が多い。
浜原までのピストン運行なら、混雑はさほどでもないからだ。
浜原まで乗ってもいいのだが、例のローソンポプラで補給したいので粕淵で降りることにした。
970円の切符を買って、改札を通る。


階段を上る。
カーボンとはいえ、自転車の重さは10キロ前後あり、肩に紐が食い込む。
ま、これも輪行の味わいか。
思い出は重いのだ。
おっくんなら輪行も楽々だね。


乗り込む前にポーズ!
ここから2時間の鉄旅が始まるのだ。
わしが異様に目立っている件・・・

つづく。