夏から秋に突然季節が変わる日がある。
2023年9月23日(土)。
長かった暑さがようやく去り、秋の涼しい風が吹いた。
そんな日に走った広島~島根往復の400ブルべ。
その記憶をたどってみた。
八重垣神社前のわし |
今回参加するのは、BRM923広島400km出雲国神仏霊場巡り。
400kmブルべ100周年の記念ブルべである。
広島市のマツダスタジアム前を出走して北上。
赤名峠を越えて島根県へ入る。
出雲大社をはじめとする八つの神社を巡って、広島市に戻る400kmの旅だ。
裏タイトルがポプ弁400。
ことし開催されたポプ弁200、ポプ弁300に次ぐ、シリーズの第3弾。
PCや通過チェックにローソンポプラが使用され、デカ盛りで有名なポプ弁を心行くまで味わえるという素敵なブルべなのである。
午前5時過ぎ、ようやく空が色づいてきたころ、広島市のマツダスタジアムに到着した。
参加人数はむっちゃ多い。
朝の受付風景 |
エントリーは77人。試走2人を含む71人が出走した。
交通の便がいい広島駅そばの出発ということもあり、遠征組も多い。
そして遠征組の中でも、今回は8月にあったばかりのPBP参加組の姿が目立っていた。
1200kmもの苦難を共にしただけに通じるものだあるのだろう。
みなさん、再会を喜び合っていた。
4年に一度のブルべの祭典。
わしも経験してみたいものだ。
わしも顔見知りのランドヌールやスタッフのみなさんとあいさつ。
空が明るくなってきた |
車検を済ませて午前6時、マツダスタジアムを出発した。
さあ400㎞の旅へ |
愛宕踏切を越え、市内をゆく。
開かずの踏切だが、この時間は問題なかった。
太田川沿いに出る。
朝の空気がすがすがしい。
牛田付近だね |
EDGE840によると、気温は24度。
きのうまでの熱気がうそのような涼しさ。
ようやく秋が始まったのだ。
長かった夏が終わったのだ。
太田川の土手道はランナーやウォーキングの人たちが多い。
注意して進んでいく。
千足付近だね |
通勤でおなじみの道もブルべで走ると何となく新鮮に感じる。
前を走るのはモリリンたちの集団。
どうやらPBP組のようだ。
安佐大橋を過ぎる。
30km以上のいいペースが続く。
しばらく乗せてもらおう。
三篠川沿いを進み、白木街道に入る。
後ろについていたので分からなかったが、どうやら逆風らしい。
「1kmごとに回しましょう」という話になり、1回トップを引く。
時速30キロに満たないくらいの巡航だが、実にしんどい。
結局、白木の手前30kmあたりで千切れてしまった。
PBB組の脚力を身にもって体感したのだった。
一人旅が始まる。
軽い逆風が続く。
刈り取り間近の田の中をひたすら走っていく。
彼岸花も盛りである。
田んぼとヒガンバナ |
田んぼの茶色と赤のコントラストが鮮やかだ。
空は高く、風は涼しい。
秋だなあ |
安芸高田市を過ぎる。
白木街道から国道54号に入る。
午前8時47分、三次市の粟屋交差点を過ぎる。
三次着 |
江の川に架かる橋を渡ると市街地なのだが、もちろんスルー。
この近くでryuuta19さんと一緒になった。
AJ広島ブルべに何年も参加しているベテランランドヌールだ。
2023PBPを75時間台で完走した強者である。
この後、PC1までつかず離れずご一緒させてもらった。
前を行くryuuta19さん |
三次市中心部を過ぎると、県境の赤名峠まで20キロ以上続くだらだらとした上りが始まる。
ryuuta19さんにPBPの土産話を聞きながら、ペダルを回していると、坂も苦でない気がする。
大盛で有名な蕎麦屋のそばを通る。
早いのでまだ開いていない。
所々に畑があり、白いソバの花が満開になっている。
近いうちに新ソバの季節を迎えるのだろう。
そばの花が満開だ |
午前10時過ぎ、なんとか赤名トンネルの入口に到着。
今回主催のツネちゃんが迎えてくれた。
出迎えてもらうとうれしいのう。
トンネルを抜け、島根県側へ。
赤来高原の中を快走する。
こちら側にも白い花のソバ畑が広がっていた。
午前10時22分、99.7キロ地点のPC1ローソンポプラ飯南赤名店に到着した。
ちょうどノダカナたちが出発するところだった。
PBPメンバーたちと走ったのか。
さすが1200キロを走りぬいた強者たちだ。速い。
このPCのクローズは12時40分。
なので、すでに2時間以上の貯金を稼いだことになる。
わしとしては上出来だ。
序盤の快走が効いている。
ごはんがまだかと思ったら、ちょうど炊けたばかりだった。
ごはんがないの?? |
さっそく一食目のポプ弁をオーダーした。
炭火焼肉豚バラ弁当の小盛りである。
本日の第一ポプ弁 |
さすがに大盛りにする胃腸力はない。
店裏手の日陰に座り、いただきます。
炊きたての白飯がうまい。
100km近く走っているだけに、体がカロリーを欲していたようだ。
食べ終わって、ryuuta19さんと再出発する。
PBP完走おめでとうございます |
頓原の道の駅を越え、晴雲トンネルへの長い上りでちぎれる。
この後、ゴール受付の若草集会所までお会いすることはなかった。
トンネルを抜けると、長い下り坂だ。
二つ目のピーク突破 |
と、ここまではブルべの直後に書いたので、描写が詳しい。
だが以降は改めて写真を見たり、ログを確認したりして書き起こしたので、ところどころ記憶があいまいで、事実関係も間違っているかもしれません。すみません。
国道54号を三刀屋町方面へ下っていく。
左手にある民家に何か張り紙がある。
売り家のようだ。
別荘にいかがでしょう |
土蔵2棟がついてなんと「200万円」だと!
車より安いじゃないか。
道端には駐車場付きの帝国ホテルもある。
高級帝国ホテル |
眠くなったらこんな所で休みたいものだ。
三刀屋で右折して国道54号に別れを告げる。
大東町方面へ向かう。
正午を過ぎ、気温が上がってきた。30度近い。
さらに向かい風。
こまかなアップダウンもある。
向かい風に泣く |
しんどい時間帯である。
左手に自販機を備えた小さな産直市場が見えた。
冷たいコーラを補給する。
夏のコーラは正義 |
うまい。
元気が出た。
今回のブルべのテーマは「出雲国神仏霊場巡り」。
13時50分、160km地点にある最初の参拝ポイント「須我神社」に到着した。
須我神社 |
Wikipediaによると「『古事記』によれば、須佐之男命は八岐大蛇を退治した後、妻の稲田比売命とともに住む土地を探し、当地に来て「気分がすがすがしくなった」として「須賀」と命名し、そこに宮殿を建てて鎮まった。これが日本初の宮殿ということで「日本初之宮」と呼ばれ、この時に須佐之男命が詠んだ歌が日本初の和歌ということで、「和歌発祥の地」と称している」という。
旅の途中につき、社殿までは進まず、軽くご挨拶をするにとどめる。
スサノオノミコトが詠んだという和歌の碑もあった。
歌碑もあったよ |
社殿の下には立派なトイレがあったので、軽量化できた。
気分一新走り出したら、いきなり神社の裏山に登れという。
八雲山といい、夫婦岩と呼ばれる巨石と小祠があり、奥宮となっているという。
10%以上ある急坂をのろのろと這い上がる。
空が広い |
「なんてとこ通すんじゃあ」
脳裏にちらつく某氏に毒づく。
標高300m近いところまで上る。
けっこう、いやかなりハードだ。
こんな奥まで田んぼがあって、刈り終えた稲をハデ干ししている。
干すのが大変そう |
ピーク付近には奥宮に通じる入口があったが、もちろん通過した。
山ひとつ越えて、谷筋を下っていく。
167km地点、次なるパワースポットが熊野大社だ。
熊野大社に到着 |
なんでも出雲大社と並ぶ出雲国一宮で、火の発祥の神社として「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも呼ばれるという。
さすが神の国、由緒ある神社がありすぎて、インフレ状態だ。
この日は秋分の日。
川沿いはヒガンバナが盛りだった。
さらに走ること約30分。
田園地帯の中にも住宅が増えてきた。
15時10分、177km地点の通過チェック1、八重垣神社に到着した。
こんにちは!(fukさん撮影) |
縁結びの神社としてあまりにも有名で、この日も多くの参拝客でにぎわっていた。
なんか色々とイベントができるらしいが割愛。先を急ぐ。
鳥居の前では、スタッフのfukさんが迎撃してくれた。
久しぶりの笑顔に励まされた。
八重垣神社で通過チェック(fukさん撮影) |
ここからは松江市の市街地へ向かう。
住宅地になり、車も増えてきて、やや走りにくい。
それでも初めてのまちではないので、見慣れた風景に出合うと心が踊る。
大橋川沿いの「庄助」。ここのおでんは美味かったわ。
ここのおでんは美味い |
大橋川に架かる橋で記念撮影。
水郷だね |
堀川遊覧も楽しいよね。
堀川遊覧の船着き場 |
ようやく市街地を抜ける。
宍道湖の北に広がる田園地帯を進む。
平野が続く |
16時、190km地点の通過チェック2ローソン・ポプラ松江佐太神社前店に着いた。
参考クローズが18時44分なので2時間44分の貯金ができたことになる。
足つり防止のバナナやドリンクを補給した。
バナナがうまい |
佐太神社を遠目に見て通過。
田園地帯を宍道湖に向かって南下する。
松江イングリッシュガーデン付近で宍道湖北岸の国道431号に合流した。
西へ向かって湖畔の道を快走する。
宍道湖岸をゆく |
日が落ちてきた。
16時40分、200kmを通過した。
200km走った |
あと半分。
宍道湖を離れて、出雲平野を進む。
中央の奥に見えるのが木造の出雲ドーム |
これだけの広々とした土地があることは、それだけで天の恵みである。
多くの人々を養える土地である。
広島に住んでいると実にうらやましい。
17時57分、228km地点の通過チェック3の出雲大社に到着した。
参考クローズは21時16分なので3時間以上の貯金ができたことになる。
神代から続くという日本で最も古い神社。
旧暦の10月には各地から神様が集まるという。
入口の大鳥居の前で、居合わせたランドヌールと写真を撮り合う。
出雲大社に着 |
道端に立てかけていたウノさんが倒れて、車に乗っていたお兄さんたちから「大丈夫ですか?」と声をかけてもらった。
大丈夫、ありがとう。何ともなかったですよ。
門前町の通りを下っていく。
18時過ぎなのに店はほぼ閉まっていて、立ち寄ろうにも立ち寄れない。
門前町、さすがに夜が早い |
右折して神戸川を渡る。
「かんどがわ」って読むのよね。
こうべじゃないぜ。
左手に看板がある。
18時20分、通過チェック4の長浜神社前に到着。235km地点だ。
薄暮の長浜神社 |
薄暗い。
国引き神話の神をまつっていることにちなんで、スポーツ上達や勝利祈願の守り神として知られているという。
さすが神々の国、出雲。キャラが立った神社ばかりだ。
とはいえ、時間が押しているので看板だけ撮影して走り出す。
キューシートは神戸川左岸の土手道を走るよう指示していたが、事前の案内通り土手道は通行止め。
看板に従って、土手下の道を上流へ進んでいく。
鵜飼いじゃない迂回しようね |
このあたりで日がとっぷりと暮れた。
橋を渡って右岸に行き、島根大学医学部の横を通る。
19時前に通過チェック5、ローソン・ポプラ出雲医大南町店に到着した。
せっかくのポプ弁400。
ここではがっつりとポプラのカレーを補給した。
たしか並盛り |
神戸川沿いを上り、山間部に分け入っていく。
ブルべで何回か通ったことがある立久恵峡を行く。
谷が深く道が狭いためか、上下線が分離している。
調べてみたら、昔は出雲市側へ向かう道が一畑電鉄の非電化支線だったようだ。
1960年代に水害に遭い、廃止されたという。
余談だが、ブログを書いていると、実走の時には知らなかったことが、後で分かることがある。
通り過ぎた景色が、歴史の厚みを持って立ち上がってくる。
そんなところが面白かったりする。
山あいの真っ暗な道を進むことしばし。
そろそろ次の通過チェックなのだが、なかなか現れない。
暗闇の中、eTrexを信じて進むしかない。
集落の中ほどに駐車場がある。
この近くか?
道中一緒になったランドヌールに聞きながら、ようやくたどり着いた。
20時8分、261km地点にある通過チェック6の須佐神社に到着した。
出雲国風土記によると「ヤマタノオロチを退治した英雄「須佐之男命(スサノオノミコト)」がこの地に来て最後の開拓をし「須佐」と命名した」という。
スサノオ終焉の地というわけだ。
お社は真っ暗。
入口で撮影した。
夜の須佐神社 |
近く遷宮があるのね。
この神社で出雲パワースポットめぐりは終了。
一日でようけ回ったわ。
あとは140km走って広島に帰るだけ。
と走り出したら、いきなり急坂が続く。
確かにキューシートに約10~15%の勾配区間あり」と書いてあったが、ここまでとは。
誰かの顔を思い浮かべて、舌打ちする。
標高約100mの須佐神社からの約5km区間を約350mまで上がっていく。
山道をのろのろと上がっていく。
黒々とした稜線が次第に下がり、夜空が広がっていく。
約40分かけて、ようやくピークに到達した。
菅原トンネルを抜ける。
ようやくピーク |
山道を下り、掛合町で国道54号に合流した。
あとは広島に戻るだけ。
三刀屋川沿いの国道をたんたんと上っていく。
左手に道の駅掛合の里があった。
まだ21時前、さすがに眠くない。
そのまま進む。
なだらかな坂をひたすら進む。
長い坂が続く |
上ること約1時間。
ようやく標高約540mの晴雲トンネルだ。
せいうん、せいう~ん♪ |
トンネルを抜ける。
昼間の気温は30度以上に上がったが、この時間帯は10度台半ば。
この季節にしては低い。
半袖ジャージではさすがに肌寒く感じる。
オーバーナイトに備えてサドルバッグに積んでいたレインウェアを羽織った。
装甲を装着 |
これでもう何も怖くない。
坂を下りる。
横風が結構強い。
ハンドルを取られないようにしないと。
さすが標高400mの高原地帯である。
そして腹が減ってきた。
まもなく往路のPC1ローソンポプラ飯南赤名店があるはず。
そこで補給すればいいか。
ただ営業時間が23時までだったような。
急がないと。
深夜の高原をひた走る。
道の先に明るい看板が見えた。
22時55分ぐらいにローポプに滑り込む。
手早く買い物を済ませると、23時過ぎ。
閉店してしまった。
閉店に間に合ったランドヌールと店先に腰かけて補給する。
閉店に間に合ってよかった |
間もなく店内の電灯も消えた。
しじみラーメン |
ラーメンを食べ終わる。
体内に熱が入った。
消灯した店内 |
ごみをサドルバッグにしばりつけて再出発だ。
近くの赤来高原道の駅に立ち寄る。
足を休める自転車たち |
ここでトイレを借りた。
一息入れているランドヌールもいた。
だらだらとした上りが始まる。
ピークは標高約550mの赤名トンネルだ。
駆け抜けるランドヌール |
ここまで約310km、残り90km。
広島市内まで下り基調だ。
時刻は23時43分。さて何時ごろゴールできるか。
トンネルを抜けると、広島県。
しばらく下りが続く。
下り坂で負荷が下がり、心拍が落ちてきた。
次第に眠気が襲ってきた。
危ない。なんとかしなければ。
休める場所を探しながら進む。
が、いい場所が見つからない。
eTrexの地図によると、近くを芸備線が走っている。
ということは駅があるはず。
時刻は1時過ぎ。
ルートを少し外れて、志和地駅を訪ねてみた。
おお、駅舎がある。
駅舎内にベンチもある。
床に転がって、しばし仮眠をとった。
ログによると約17分間。
耐えられそうなので、再び走り出す。
だが、さすが魔の時間帯。眠気がまたやってきた。
安芸高田市の市街地だ。
三方を囲まれた居心地のよさそうなバス停があったので、速度を緩める。
って、中に同業者がいるじゃん。
帝国ホテルはオーバーブッキングか。
肩を落とし、前へ進む。
屋根だけある、あまり居心地のよくなさそうなバス停があった。
睡魔には勝てない。やむをえない。
吹きさらしでちょっと寒いが、ベンチに横になる。
ログによると、眠ったのは2時19分ごろから約14分間。
気力が戻ったので走り出す。
2時52分、361km地点のPC2ローソン・ポプラ安芸高田吉田南店に到着した。
われらのローポプ |
朝食のホットドッグとカフェオレをいただく。
朝ごはん |
あと40km、これでもつじゃろう。
上根峠へのゆるやかな坂を行く。
おなじみのコースである。
深夜なので、車はさすがに少ない。
らーめんごうき付近で山際に怪しい光を見た。なんだろうか。
あやしいぞ |
土師ダムへの分かれを過ぎる。
上根峠の旧道を駆け下りる。
この付近までくると、地元に戻ってきたって気がする。
可部の街中を過ぎ、太田川橋を渡る。
上根峠では10度台半ばで肌寒かったが、気温がどんどん上がっていく。
ちょうどいい感じになってきた。
太田川の右岸を行く。
高瀬堰、安佐大橋、安芸大橋をゆく。
太田川の水で産湯を使ったわし。
見慣れた風景に安心する。
祇園新橋を通過し、祇園大橋を渡る。
大芝水門を渡って太田川の左岸を下る。
もろに通勤ルートじゃん。
24日午前4時40分、ゴールのローソンポプラ白島北町店に到着した。
お疲れさま~
お疲れ様です! |
いつもの広島駅北口の若草集会所まで移動。
ツネちゃんに迎えられ、ゴールの手続きを済ませた。
魂が抜けたおぢさん |
認定完走時間は22時間40分。
これまで何回か400kmを走ったが、初めての22時間台だ。
わしにしてはいいタイムだ。
序盤、集団に付いて行ったおかげか。
お世話になりました。
8月にPBPに出走したばかりのメンバーが数多く参加し、全体的にペースが速かったようだ。
さすがだな。
400ブルべ100周年の記念メダルもうれしい。
センチネル400メダル! |
早朝とあって、集会所で仮眠をとる人もチラホラ。
まだ公共交通機関が動いていないもんな。
ツネちゃんたちに別れを告げて、車に向かう。
午前6時前には帰宅した。
コンビニの総菜をあてにひとり祝杯をあげて、昼まで眠ったのであった。
というわけで今回の400kmの旅はおしまい。
AJ広島のみなさま、今回も充実したコースをありがとうございました。
いっしょに走ったランドヌールのみなさんもありがとうございました。
またどこかの道であいましょう。
さあ、つぎはどこへ走ろうか。
(おわり)