2014年12月8日月曜日

ちょっとオレンジライドに参加してきた。 その6(完)

3エイドは68.1キロ地点の梶が浜だ。
海沿いのエイド。
南側にきらきらと黄金色の海が広がる。
夕方が近づき、日が落ちるほど海が光輝く。



お菓子、みかん攻撃に加えて、ここではまず味噌汁が登場。



そして小イワシの天ぷらも。
揚げたての天ぷらは絶品だったなあ。
しばらくブースにへばりついて、揚げたてをむさぼり食ったのだった。



一休みしていると、仲間たちが続々と到着。



お、シマノのサービスカーがある。
こういう車があると、雰囲気が上がるなあ。



かなりのみなさんが通過していったのか、小イワシ天は品切れになったみたい。
食べ物がないのか、とだだをこねているメンバーもいる。
配っていたミカンも品切れしたようだ。





しょうがない。
サドルバッグにしのばせていたミカンを配りまくる。
1個まるごとはヘビーでしょ?
じゃあ半分で。まあ食べんさい。

てなことしてたら、付いたあだ名が「みかんおじさん」www
少しはみなさまの糖分補給のお役に立てたでしょうか?



岡村島1周分遅れていたKOOさん、Wさん、HAPPYMANセンパイも無事到着。
記念撮影なんかしたりして。

HAPPYMANセンパイ提供



結局、50分ほど休憩したのだった。
すっかり体冷えちゃったよ。



さあ、後はゴールを目指すだけ!
集団になって、走る走る。
が、速度差があるのでだんだんばらけてきた。



と、突如、HAPPYMANセンパイがアタック。
これはついて行こう!
ガッガッとスプリント。
なんとか追いついて抜かす。
一瞬だけど45キロぐらい出た。(STRAVA調べ)
いやあ無駄に体力を使っちゃった。



後にはM君が付いている。
わしを風よけにしている。
よし、じゃあこのまま一緒に走るか。



下蒲刈島を一周し、再び上蒲刈島に戻る。
M君はぴたり。
坂でスピードを上げても、すぐに反応してくる。
ううん、やるなあ。



前にフラペの若い二人組がいる。
ちょうど脚が合っていたので、ついて行く。



頃合いを見て、上り坂で抜かす。
M君はやっぱり追走してきた。



残り1キロ地点の下り坂。
路肩が広がっている。
ここで一旦止まる。
後続を待ち、一緒にゴールすることにする。
せっかくみんなで走ったのだしね。



待つこと15分。
みんな揃ったよ!
ここからはゆるゆると県民の浜のゴールへ。



そしてにぎやかなMCが響く中、アーチをくぐった。
お疲れさま~~。



軽い疲労感。
まだまだ脚は残っているが、本日はこれでおしまい。
瀬戸の島々とグルメ、楽しませていただきました。
おだやかな天候で、風もなく、いい条件だった。

最後はカレーで〆。
もう一杯おかわりしたかったなあ。



何をやっとってんでしょうか。
この女子たちは(^^;


ともかくも楽しい一日でございました。
こんなゆるライドもいいね。
仲間で走る楽しさも味わえました♫

島のおばちゃん、おじちゃんたちにも応援してもらって、いっぱい元気をもらいました。
ボランティア、運営スタッフのみなさんもありがとう。
そして何よりも今回のチャンスをくれたコバちゃんありがとう。



さあ、次はどこへ走ろうか。




おわり

2014年11月30日日曜日

ちょっとオレンジライドに参加してきた。 その5

第2ASに到着した。




このASは昔の小学校だったのだろう。
9時半から止まって動かない時計が味を出している。
実際は11時半ぐらいだったのだけれども。

みんなと合流する。
ここでのメーンディッシュは呉細うどん。
うまい。するするっと食べれちゃう。


ほかにも地元レモンの砂糖漬けやら



練り物やら。



いりこやら。



実にバラエティ豊かだ。


お菓子やミカンもしっかり用意してあってうれしすぎる。
わしは調子に乗ってミカンを五つほどいただいたのだった。
今回はオルトリーブのサドルバッグLをつけてきたので、収容力には余裕がある。
あまったらお土産にすりゃいいし。
でも、結局お土産にすることはなかったのだった。


20分ほど滞在して出発。
当初こそみんなでトレイン組んでいていたのだが、ガチオ君がするするとペースアップ。
これは付いていきたいよね。





わしとM君の2人が、ガチオ列車に同乗する。
途中、M君の携帯が鳴る。
どうやら仕事の電話らしい。
先に行かせてもらう。


大崎下島から豊島へ戻る。
島の南側を走り、上蒲刈島への橋へのとっつきを上る。
距離約1キロ、標高差80メートル。
約8%の坂。
坂成分が少ないオレンジライドでは、貴重な上りだ。
せっかくなので、楽しみながら上る。
息が切れるのが、たまらなく運動している感じがしていい。
ガチオ君はマイペースで上るようなので先行させてもらう。



いやあ、しんどすぎる坂はアレだけど、適度な坂は楽しい!


ガチオ君と豊島大橋を渡り、発着点のある上蒲刈島へ進む。
島の北側を走る。
前を走るバイクを次々と抜かしながら、時速30~35キロでの快適巡航だ。
実に気持ちいい。
ちょっと息が上がっている感じがまたいい。
トイレで休む。



地元のおっちゃんが話しかけてきた。
「きょうはオレンジライドなんかいね~」
「そうですよ~」
「わしも20年前に買ったええ自転車持っているんじゃ~~」
「ぜひ乗ってください。やせますで」
こんな何気ない会話が楽しい。


蒲刈大橋を渡って、下蒲刈島へ。
68.1キロ地点の第3エイドに到着。
この区間の平均速度は時速約28キロ。
いやあ車が少ない島ライドならではだな。
実に楽しかった。

つづく

2014年11月26日水曜日

ちょっとオレンジライドに参加してきた。 その4

ここからはのんびりペースだ。
みなさんと脚をそろえて走る。




大崎下島から平羅島、中ノ島を通る。
愛媛県境にかかる岡村大橋を渡る。
ちょっと撮影。



ってなこと書いているけど、この辺、自分がどこを走っているか、ほとんど認識していなかった。
今、改めて地図やグーグルビューを確認して、「なるほど」と思ったのだった。
せっかくだからもうちょっと頭に入れときゃよかったな~~。
そうすりゃもっと楽しめたかもしれないね。


岡村島に入る。とびしま海道の端っこの島だ。


このオレンジライドの楽しいところは、地元の人が歓迎してくれるところ。
道端に陣取って「頑張れ~~」って小旗を振ってくれるのだ。
おばあちゃんやおじちゃんが家の前の椅子に腰を下ろして見送ってくれる。




わしたちも「こんにちは」「ありがとう!」って手を振りながら返答する。
なんだか心が温かくなるよね。



岡村島の南側から北側へと回る。
HAPPYGALを引きながら、海辺の道を行く。


左手の山側はかんきつ畑。
道端にみかんが落ちているのが、いかにも瀬戸内海の島っぽい。
みかん畑用のモノレールもあちこちにある。
道もアスファルトじゃなくてコンクリ舗装だったりして味がある。
車がほとんど通らないのも気持ちいい。


岡村島をぐるりと一周した。
岡村大橋のたもとの展望台で一休み。


知り合いが次々と集まる。
HAPPYMANセンパイの友人、ガチオ君の友人のアスリート女子たちも集まり、みんなで記念撮影する。



HAPPYGALが「わたしが撮る」というので、わしのスマホを渡したら、「すいません間違って動画撮っちゃいました」と大ボケwww。

そして改めて撮影したのが、これよん。



10分ほど休憩。と、ここにKOOさんとWさんが合流。
今から岡村島を一周するらしい。
時間差にして約30分。


「ここからショートカットしたら」という声も出たのだけれども、お二人とも「頑張ってきます。第3エイドで追いつきます」と宣言。
分かりました。そこで待ちましょう!


われわれも順次スタート。第2エイドへ向かう。
御手洗の歴史を感じさせる町並みを抜ける。

ときどきHAPPYMANセンパイが「あそこのおばちゃんのみかんはうまいのよね~」とかおっしゃる。
そういう大事なことはもっと早うに言わんかい!と思いつつ、かれこれ4半世紀越しのセンパイなので、そんなことも言える訳なく、もくもくとペダルを回す。
に、してもCOLNAGO C59だあ~~?機関車か~~。
むっちゃええバイクやんけ~~。


御手洗からは大崎下島の南岸を西へ向かう。
この日の天候は晴れと薄曇り。
きらきらと逆光に輝く黄金色の海。


広島市出身のわしにとって、海とは常に南側にあって、逆光に輝くものだ。
この日の風景もまさにその通りだった。
そして、そのはるか向こうには、しまなみ海道の来島海峡大橋が望めた。
写真はないが。
実はデジカメの電池が切れかけていたのだよ。
そうこうしているうちに356キロ地点の第2AS、豊スポーツセンターに到着したのだった。



つづく

2014年11月25日火曜日

ちょっとオレンジライドに参加してきた。 その3

県民の浜を出る。
一般道に入る。
島のいいところはなんといっても交通量が少ないところ。
自動車の心配をせずに走れるのはうれしい。
豊島大橋を渡り、豊島へ。


ここでHAPPYMANセンパイの友人である魔人KOOさんに追いつく。
MCRジャージを来たW嬢も一緒だ。
KOOさんとは初対面だ。
HAPPYMANセンパイのブログではお名前を拝見することが極めて多かったので、なんだか初対面のような気がしない。


さわやかに「KOOです!よろしく」とあいさつ。
こちらこそですわ。
KOOさん列車に同乗。
堤防越しに、左手に海を眺めながら、快調に走る。


このあたり、まだスタート間近とあって、自転車が多い、
縦に1列とはならず、車線の真ん中まで追い越しの自転車がはみ出して走るような展開だ。




注意して走らないとね。
と、道路に補修したような跡が。
KOOさんが避けようとして左へ寄る。
と、挙動がおかしい。
KOOさんが自転車ごと右に倒れこむ。
落車だ。


わしは右へ進路変更してなんとか巻き込まれるのを回避。
後ろを確認する余裕がなかったのだが、後ろから自転車が来ていなくて本当によかった。
落車に気づいたW嬢もなんとか避けられたようだ。


速度を落として、堤防寄りに自転車を止め、KOOさんへ駆け寄る。
黄色いベストを着たサポートライダーさんがすぐに「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
これは本当にありがたかった。

KOOさんは「大丈夫です」と言っておられる。
ひざや肩、バックポケットに穴が開いていて、擦過傷はひどい。
だけど、骨までいっていることはないみたい。
自転車はどうやらSTIが曲がっていたらしい。
サポートライダーさんが曲がりを直している。


わしにもできることはないか?
せめて2次災害を防がんと。


現場の手前で交通誘導をすることにした。
後続のみなさんに手を振って事故を知らせ、スピードダウンを呼びかける。
しばらくすると、調整も終わり、再スタートすることに。
KOOさんも元気そうなので一安心した。
さ、頑張ろう!


KOOさんたちは様子を見ながら、走るとのことで先に行かせてもらう。
まもなくオレンジライド屈指の坂がやってきた。
0.9キロで約80メートル上る。
道幅は2車線あるのだが、自転車を歩いて押す人も多く、1車線丸ごと自転車で埋まっている。
わしもマイペースで抜かせてもらいながら上っていく。


いい感じに息が上がってきたところで坂終了。
左手を望むと海が見え、島が見え、橋が見える。
道わきの畑にはかんきつが実り、太陽を浴びて、オレンジ色に光る。
瀬戸内らしい風景だ。
しまなみ海道より、島々が近いので、風景を身近に感じられる。


橋を渡り、大崎下島へ。
島の北岸を走る。
ちょうど脚が合うサポートライダーさんを見かけ、後ろにつかせてもらう。
これは楽だ。27キロ前後で快適に走る。
集落が見える。
あっという間に第1エイドステーションに到着だ。
ま、まだ13キロしか走っていないので当然だが。


1エイド。
待ちが長い!駐車場の奥まで人の列が伸びて、それが折り返している。
なんとかバイクを止めて、列に並ぶ。
お、岩国から参戦のHAPPYGALちゃんじゃねえか。
前のほうにはHAPPYMANセンパイにD輔君も。



とにかく、こんな風にスゴイ人なんですよ。


並ぶこと約20分。
ようやく呉焼きゲットですわ=33


ようするにお好み焼きですな。
普通のお好み焼きは焼きあがるまで15分はかかる。

超大量提供になれた府中焼きのプロでさえ、そうだったのだから。
取材でB-1グランプリを見てきたワシには納得です。



ほかにも竹輪やお菓子、イカ天、みかんもご自由にって感じで置いてある。
これはうれしいわ~~。お菓子余分にもらっちゃったよ。


ここでHAPPYMANセンパイにKOOさんの落車を報告。
KOOさんが到着するまで待つことに。
暇なので、こんな写真も(^_^;)



HAPPYGALが「怖い顔して~」って言うもんだから。
オラオラブラザーズです。

そしてKOOさんとWさんご到着。
うわ、ジャージ破れている。



車体は専門家のしましま店長がチェック。
と、となりでちょっかいかけているのがHAPPYGAL

「ブログに出すけえ、サングラスつけんさい」と言うHAPPYMANセンパイに、「わたしは半ば公人だから、サングラスをする必要がないんです!(キッパリ)」と返答。
かわいい顔して、おお、なんて漢らしい娘なんだ!

でも、結局サングラスつけましたが。
みんな大爆笑でした。

結局、第1エイドには約40分間滞在。
はやくも、ゆるライドモード全開なのであった。

つづく