2014年2月28日金曜日

県北・島根ライドその2




布野の道の駅から峠までの標高差400メートルを15キロで上っていく。
斜度3%にも満たないダラダラ坂である。
ken2さんと二人、同じようなペースで走る。
高くなるにつれ、道の両脇に雪が目立ってくる。



ken2さんの脳内ではグランツールに変換されていたらしい。
大雪に見舞われた昨年のジロデイタリアだ。
さながらジロデ三次かしらん。


約40分かかって赤名峠の最高地点に到着した。

標高554メートル。ずっとダラダラだったので、心拍数は150台で収まった。
いつもの峠のように160以上を出して、ゼーハーすることもなかった。
赤名峠だ。島根県と広島県の県境だよ。
フォトショで加工したような青空をバックにパチリ。

ken2さん撮影

いただきました。ごちそうさま。
昔、幼い頃、親父の車に乗って、ここを通ったこともあったなあ。
おれの車でドライブに来たこともあったよなあ。

でも今回は自転車。時代は変わったなあ。
走っているときは何も思わなかったが、今写真を見返すと感慨深いなあ。


峠を征服後は、赤名トンネルを抜ける。
照明がLED化されたらしく、思ったより暗くない。
路肩もそこそこ広い。
通行量の少なさともあいまって、走りにくさは感じなかった。


峠を抜けると島根県。ここからはゆるやかな下り。
50キロ近くまで出しながら、赤来高原を疾走する。
実に気持ちイイ。自転車の醍醐味だなあ。

「楽しいのう。ブヒブヒ」

あっと言う間に道の駅赤来高原に到着したのであった。

その3へ続く


2014年2月27日木曜日

県北・島根ライドその1

2月23日。初の県北ライドだ。

発着地点は、同僚の自転車友であるken2さんのかつての赴任地で、彼の所属するTBCの本拠がある県北の中心都市、三次市である。

8時にken2さんが迎えに来てくれた。
いつもいつもありがとう。

中国道を流して、9時過ぎにはTBC本部ことサイクルショップつじのに到着した。


ユンボの向こうにうっすらと見えるのが問題の本部である。

本日予定されていた姉御&大臣ツーリングにゲスト参加させていただく。
姉御さん、大臣さん、おっくんさん、メガトンさん、キャノンさんにken2さん、わしの計7人じゃ。
10時前に出発する。


すばらしい天気だ。風もほとんどない。
三次のシンボル的鉄橋「巴橋」を渡る。
ここからトレインを組んで、最初のチェックポイント、布野の道の駅へ約10キロ北上する。


時速20キロ台前半のゆる走りである。
かつてトラックが行きかった国道54号だが、中国道松江線全通の影響か車は驚くほど少ない。
2号線のことなどを考えると、とにかく走りやすい。

わずか30分ほどで布野に到着。
松江に出張に行ったとき、ここが高速バスの休憩地点だったよなあ。


ここもやはり利用している車がずいぶん少ないという。

バイク用の駐輪スペースは、屋根付きの立派なのができていた。
ロードバイクのハンガーもあるとうれしいなあ。

軽く一息いれてから、赤名峠の上りへ向かう。


ぼくとken2さんは先行させていただき、道の駅赤来高原で合流することにした。
さあ、これからが本番だ。
ken2さん撮影



その2へ続く

2014年2月20日木曜日

西から山へ



連休だ。
初日は北方面へ約2時間のライド。
2日目は午前10時半から西方面へライドに向かった。
穏やかな好天になり、自転車日和だ。



宮島の手前で。
家に眠っていたペンタのコンパクトデジカメをつかってみた。
画質がイマイチでお蔵入りになっていた1台だ。

確かに発色とかは残念な感じ。
絵づくりはスマホのほうがうまい。
ただし、スマホより起動が楽なのがメリット。
スマホはタッチパネルなので、グローブをはずして指を出さないといけない。
これは冬場には辛い。
それに比べると、物理スイッチで電源を入れられるのはとても楽なのだ。


GPSサイコンの調子がおかしい。
スピード、距離をきちんと記録できていない。
30キロぐらいで走っているのにスピードがゼロになったり、10キロぐらいになったりする。
GPSをうまく拾えていないのか?
宮島口でとまっていったん計測をリセットした。


国道2号で大竹まで走る。
追い風基調で楽だった。
岩国を越えて由宇近辺まで行こうかと思ったが、年始のライドですでに行っている。
今まで行ったことのない、渡ノ瀬貯水池→佐伯町→湯来町のコースを走ってみることにした。

国道沿いのすき家で補給し、Uターン。
牛飯中盛り380円と味噌汁70円なり。



ウエキに寄ったら休み。
そういえばスペシャライズドの発表会のため出張に行くと、お知らせにあったな。


玖波から渡ノ瀬貯水池に上がる。
なかなかのダラ坂。前半は5%ぐらいが延々と続く。
いったん上がりきっての後半は、7、8%ぐらいに増えた。
なかなかハードな上りだった。
おれが剛脚ならもっと飛ばせるのだろうが・・・
なにしろエンジンが貧相だからなあ。


道は渡ノ瀬貯水池ぞいをぐるっと回る。
途中で和乱治峠と合流する。
こっちも有名なので、今度は走って、いや上ってみたい^^;

途中、軽自動車がキープレフトを守らずにコーナーに突っ込んできて、危うく衝突しそうに。
こちらは生身。本当に肝が冷えた。
左側通行を守っていてこれでは、安心できないな。


佐伯町友和から芸南カントリーへ上る坂は、アゲンストということもあって足にきた。
ここが今回のライドの最高地点になるようだ。



湯来南のセブンイレブンで休息。セブンカフェうまい。
100円でこの味なら満足だ。

戸山からは桜ケ峠を越える元気がなく、久地回りで帰った。
4時には帰宅。
帰りはずっと逆風基調で、まだまだ日没までに時間はあったけど、もう満腹だ。

90.4キロ、Avg22.4キロ。





2014年2月9日日曜日

江田島ライド

1月末、江田島に初めてライドに行った。穏やかな天候で絶好のサイクリング日和だった。
10時14分に自宅を出発。ほんまはあと1時間早く出たかった。
まず宇品港へ。うちからだとこれが遠い!
1時間かかって到着。
自転車持ち込み代が無料になるサイクルパスをつくって、11時20分切串行きのフェリーに乗った。450円。


切串から中国化薬を横目に見つつ小用港を経由。
おいしいとうわさの海辺の新鮮市場へ。
「本日の定食終了いたしました」と張り紙。12時半なのに恐るべし。


近くのラーメン屋に入ろうとしたが、駐車場にGが憤死しているのを発見し、スルー。
タクシーが止まっていたので、そこそこ人気があるのかもしれないが。鬼のいる豆腐屋さんで大豆うどんと豆むすびをいただいた。500円。
名物の盛り放題ソフトはまた次の機会にしよう。



バイクラックがあるのがうれしい。
でもなんで鬼なのだろう。


江田島から倉橋島へ渡る。
早瀬大橋はなかなかの眺望だ。
下を見ると足がすくむ(^_^.)
歩道も結構狭い。




倉橋島から本土へ。
音戸の渡しに初めて乗った。
音戸大橋でも渡れるらしいが。なかなか味わい深いな。
ほんの数分の船旅。みなさん慣れている。


後ろに見えるのが第2音戸大橋


こちらは音戸大橋





後は呉から国道31号線、国道2号を通って広島市中心部をスルー。
坂が少ない五日市経由で帰宅した。

自宅への最後の上りの前に、自販機で缶カフェオレと補給食。
これがエネルギーになる。
到着は5時過ぎ。まだ日が残っていた。
手袋一枚で大丈夫な暖かさ。
いいライドでした。

112.6キロ Ave20.8キロ。

2014年2月6日木曜日

室津半島は荒れ模様

立春なのに全国的に寒波襲来。
でも休みなので走りに行った。
カンパじゃなくてシマノだけど。
きょうの目的地は山口県の室津半島。
ヒルクライムレースがあった大星山を登り、海岸沿いをのんびり走ろうという趣旨だ。
結論。山は厳しかった。海沿いも強風で厳しかった。以上!
強烈な西風でペダルを回しても回しても進まず、思わず笑い出すぐらいだった。

でも風景はすばらしかった。
寒さの中に春の兆しがそこかしこにあった。
ここはまた走りたいな。

南周防大橋のたもとに駐車して、10時過ぎに出発。
ケンケン怪しい。
ken2さん撮影

ken2さん撮影

巨大な風車が山の上で回っている。
「今からおれはあそこを目指す!(キリッ)」
寒いのでジオラインLW、サイクルトレーナージャケットに、EXウインドバイカーを着込む。
昨年あったヒルクライム大会のコースを踏襲する。
速い人は22分ぐらいで上るらしい。
ちょっと坂を上ったら暑くなったので、EXウインドバイカーを脱ぐ。
最初はゆるいが、公園を過ぎた残り2.6キロぐらいからきつくなってくる。

ken2さん撮影
10%以上の坂も頻発する。心拍数は160以上。
ケンケンに少し離れてついていく。

最後はケンケンに離されたがなんとか大星山の山頂にゴール。
40分近くかかっていた。遅い!
なかなかハードなコースだった

山頂には発電用の風車が設置され、ブオンブオンとものすごい風切り音を響かせながら回っていた。

風速8メートル。強風だ。さすがに寒い。


なかなかの絶景だ。雲が近い。写真は半島の西方向。夕陽を見たらきれいだろうなあ。




ken2さん撮影

記念写真なんぞ済ませ、山頂から退散。
半島スカイラインを南下していく。
スカイラインといっても1車線半の山道だ。
時折、車が走るのだろうか。
わだち部分に落ち葉はなかった。

病院の横を走って、県道に出て右折。
実はスカイラインは皇座山へ続いていて、左側に入る道がそうだったらしい。
ケンケンは
皇座山へ上れなったことが心残りだったようで、残念がっていた。
ぼくは大星山でおなか一杯でそうでもなかったけど ^^;

道を下って、半島西岸に出る。すごい風だ。
雨も混じっていて、海も大荒れ。波しぶきも飛んでくる。
風に翻弄されながら、なんとか半島突端の室津に到着。
事前調査でメバル定食を提供しているという「おふくろ」に入った。

1000円のメバル定食を頼もうとしたのだが、日替わり600円もメバルの煮付けとのことで「こっちにしんさい」とのこと。


うまい。メバルも新鮮で身がポロっと取れる。
おまけに出してくれたサヨリのフライも美味でした。
「今は旬じゃけえ」とのことだった。これで600円は安い。
ノンアルがなかったのが残念だが。
食事を終えて店外に。寒いわ。
ken2さん撮影

上関大橋を渡って長島へ。
「鳩子のてんぷら」でピリ辛とスティックを購入。600円。
島に渡ってすぐの看板に「すぐそこ」と書いてあったのにけっこう遠い。
てんぷらやの前の漁港で、じこまん全開中である。
奥に見えるのが上関大橋だ。
渡るときは強風で怖かった。
ken2さん撮影

帰路は風裏になることを期待して東岸を走ることにする。
西岸より道が狭く、アップダウンがけっこう激しい。
ところどころでケンケンが猫を発見しては撮影している。
強力な猫レーダーを実装しているらしい。
ある場所では猫を発見し、Uターンしようとしたら。
クリートが外れなくて、立ちゴケ。
上手に体を丸めて、受け身を取っていた。さすが元柔道家。
そのままもがいているので、記念写真をば(^。^)



でも猫撮影は忘れない。

梅も花をつけていた。さすが海岸沿い。早いな。
ここでも撮影。


眺めのいいところでは記念撮影も。


いやあ実に気持ちいい。

道すがら、ゲストハウスもあったりして、夏に訪れたらよさそう。
雲は早いけど空は実に青い。
行きに通った東岸から西岸への峠を抜ける。
西岸はやはり強烈な北西からの向かい風。
ペダルを回しても回しても進まん。
ダンシングで必死に走るが、13キロまでスピードが落ちることも。
時折、風が弱まったスキには30キロぐらいで走れる。
そのメリハリがあまりに強烈すぎて、楽しくなって笑ってしまった。
「すげええ。風すげええ。わはははww」
ヒルクラではゼエゼエするだけで笑わないけど、こんな気持ちになることもあるんだな。
いやあ楽しかった。
最後に展示してある「回天」をちょこっと見て2時にゴール。
49キロ。
全然走っていないし^^;

でも楽しい一日だった。
デザートに柳井の自転車店ヒロシゲを初訪問。
ステキグッズの激しい攻勢に物欲を刺激された。
品揃えは広島のいろんな店よりも上じゃないかしら。

いやあ室津半島は良かった。
これはまた来なければ。
そう思った立春の一日であった。