2014年11月1日土曜日

ちょっとツール・ド・ゆうを試走してきた

10月某日。

夜勤明けの休み。
休みの前は大体が夜勤で、3時ごろに就寝する。
でも頑張って9時に起床。
そう、きょうはツール・ド・ゆうの試走で岩国市由宇町まで行くのだ。
ツール・ド・ゆうは1123日にある。
今年で19回目を迎える近在でも歴史ある大会なのだ。
なんでも噂では、凄いコースを凄い人たちが走るハイレベルの大会らしい。
そんなのにわしのようなへっぽこオヤジが参加してもいいのか。
って、もう申し込んじゃったしね。
走るしかないじゃん。


午前10時におなじみken2さんが迎えに来てくれた。
いつもいつも本当にありがとう。


最近のken2さんはスゴい。
次々と自らの記録を塗り替えている。
筋トレを取り入れ、トレーニングに本格的に取り組んでいるようだ。
飯南の大会でチャンプに聞いたことを確実に実践している。
おれとはえらい違いじゃな~。


1時間で岩国市由宇町の潮風公園みなとオアシスゆうに到着。
人工海浜や売店、食堂がある。
道の駅みたいなものね。
ブルベの発着点にもなっているよね。


まずはここで昼飯。
わしはぶっかけうどん750円。
器がやたらとでかかった。
焼きアナゴが載っていたのが特長かしら。


食事を済ませ、コースへ向かう。
上り口を間違え、余分な坂道を登ってしまった。
ともかくガソリンスタンドそばの上り口を発見。
ユーチューブで見た風景と同じじゃん。
いきなりいい坂が目の前にあるし。
まずはコース確認ということで、ゆっくり走ることでken2さんと合意。
余裕があれば「お替り」するっちゅうことで。




いい感じの坂をぐいぐいと上っていく。
前菜とかなくて、いきなりメーンディッシュですやん。
ひと段落すると三差路が。
普通の坂、ちょっときつい坂、きつい坂の三つです。
ここでいったん止まってコース確認。
選ぶのは当然きつい坂でしょ~~。
ということになり、山際の坂を上っていく。





いやあ、このコースで正しかったです。
正しいですよ。
試走に来てよかったですわ。
でもですねえ。
きついんですよ。ええ。



ぐいぐいと高度を上げていく。
と、左手に瀬戸内海が広がる。
実にいい景色だ。
ken2さんをなめて撮影。




と、爆音。
見慣れぬ形の飛行機が。
「オスプレイだ」とken2さん。
岩国基地へ向かうのか?
岩国が基地の街ということを強く感じた瞬間だった。
集落を過ぎ、また上がっていく。



撮影・ken2さん

このあたりから斜度14%12%なんていう凶悪な表示が出てくる。
「まじかい」と思わず声が出る。
写真を撮る余裕もない。
道の両側にはうっそうとした竹林が生い茂る。
路上には枯れ葉が多く落ちている。
雨が降ったら、滑って上がれないな。絶対。
力を6,7割に抑えてのゆっくり走行なのだが、息が上がる。
いやあほんまにハードだわ。ここ。


大将軍山をこなすと、尾根に出て、若干の平坦区間が続く。
当日はここで気合を入れて飛ばさないとダメなのだろうが。
きょうは試走なのでタラタラと。



まもなく左手に山口県ふれあいパークが現れる。
合宿ができる研修施設だ。
なんやら武道でもしているような気合が聞こえる。
大会当日はここが受付会場になるようだ。






右手を見上げると、銭壷山の山頂が見える。
それに続くオレンジ色のガードレールも。
ここからが文字通りの胸突き八丁だった。


到着!
ゆっくりだったので、46分かかった。
STRAVAによると、7.6キロ、獲得標高555メートル。
昨年のトップは24分台とか。
なんていうか色々違いすぎて笑う。ハハハハ。
でも、まあやるしかないよね!ってことで。




山頂広場からは瀬戸内海が一望。
この日はかすんでいたのだけど、晴天なら気持ちいいだろうなあ。
アマチュア無線ファンが臨時局を設置して楽しんでおられた。
ちなみにこの車、グーグルアースにも出ていたような(^_^;)



帰路は、ふれあいパークから県道150号線を下っていく。
ウインドブレーカーを羽織らないと冷える。
ken2さんはベストだけだったので寒そうだ。
「ゆっくり下ります」と言っている。



先に下りて、待っていたのだが、ふと見ると、山の斜面に黒い大きなモノが。
牛じゃ!
どうやら耕作放棄地解消などを目的とした放牧のようだ。
遠目にはイノシシかと思ったが、近づくとやはりでかかった。



結局、この日の試走はこの1回だけで打ち止めにした。
後日、再挑戦する予定である。予定は未定。
にしても、えぐい坂だった。
ことしは飯南ヒルクライム、湯来ヒルクライム(天上山)と走ったが、前半にここまで心折られた坂はなかった。
恐るべし。ツール・ド・ゆう。
恐るべし。銭壷山。



さあ、次はどこへ走ろうか。


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