2015年5月3日日曜日

浜田往還2015 その2

大佐山では後続が追いつくまで大休憩タイム。
先行した、おかもっちはすでにくつろいでいる。
こともあろうにタバコなんぞ吸ってるし。


疲れた。
スキー場は緑が一面に広がっている。
本当に気持ちがいい。



おかもっち提供
横になる。
実感する。
重力は本当にあるのだと。
四肢が地面に張り付いて離れない。
重力に魂をひかれている。



標高約700メートル。
空が広い。
本当に気持ちいい。



おや、緑の十字架のみなさんが。
今回、4人ほど参加されていたけど、みなさん本当に強かった。
坂がくると、ぐいぐいとダンシングで上っていくシーンが目に焼きついておりますよ。
日ごろの鍛錬の賜物ですね。



広島自転車界のアイドル乳児Yちゃんも降臨。
昨年は正真正銘の赤ちゃんだったのに、見違えたよ。



みんなで記念撮影。
本当にいい笑顔だ。

Yさん提供
イケメン2+オヤジのトリオでも。
青い彗星さんともお知り合いのYさんと。
去年は大佐山まで一緒に上ったのだけど、今年は早々とちぎられてしまった。
トライアスリートだけあって成長ぶりが素晴らしい。
それにしても、FBを通じて色々と交流の輪が広がっているのが楽しいわ。
みんなの頑張りに元気をもらえる。



ken2さん撮影

さて、約40分の大休憩を終え、島根側へのダウンヒルが始まった。
ここからは快走ダウンヒル。
覆道が続く、坂道を慎重にクリアしていく。
おかもっちと一緒なのだが、先に行かせてもらう。
実に気持ちいい。
新緑の山々の間をかっとんで行く。
山陽側よりヤマザクラの花が残っている気がする。


走り始めて約15分。
平坦部に差し掛かる。
川を左手に快調に走っていると、突然異変がおきた。
左足が攣ったのだ。
ちょっと、もんでみたが効かない。
力を入れずに回してみたら、と思ったがそれも効果ない。
しょうがない。
スローダウンして止まる。
こんなひどく足を攣ったのは初めてだ。


でも、こんなこともあろうかと秘密兵器をサドルバッグに忍ばせておいた。
以前、某所で処方してもらった足攣り対策の秘密兵器、漢方薬の「芍薬甘草湯」である。
ボトルの水で流し込み、一息つく。
おかもっちも追いついたので症状を説明し、なんとか再出発する。
だが無理は禁物。
おかもっちと連れ立ってゆるゆると走り始める。
正直、こんなになったのがショックだった。
昨年はこの区間。ヒャッハーってかっとんでいたのに。
鍛錬を怠けた報いだな。


そして、浜田への最後の上りに差し掛かる。
走行ログによると、約2キロで80メートル上るだけなのだが、爆弾を抱えている足にはつらい。
足の筋肉に負担をかけないように回していく


と、ここで一緒に走っていた、おかもっちからSOS
どうやらハンガーノックのようだ。
大佐山でドリンクしか補給できなかったらしい。
サドルバッグに忍ばせておいたソイジョイを手渡す。
固形物をお腹にいれて落ち着いたみたいだ。



再び走り出す。
長いトンネルを越えて、後は下るだけ。
爽快なダウンヒルを済ませると浜田市街地だ。
出発から約5時間20分。


1140分ごろにようやく目的地の浜田お魚センターに到着した。
いやあ、実に疲れた。
さ、食べるぞ!
日本海の幸がわしたちを待っている!




つづく

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