2015年8月10日月曜日

灼熱の初ブルベBRM725広島300km日御碕 その7

日御碕を出発する。
出雲大社から日御碕までは一本道の往復。
なので、わしよりも遅れてくる参加者さんたちと次々とすれ違う。
あいさつを交わし、互いにエールを送りあう。


眺めのいい場所に止まり、記念撮影。
ブルベ仕様ウノさんかっくいい。




サドルバッグの閉め方が甘くて、テールライトが下を向いているのはご愛嬌(^_^;)
ウノさんの向こうに見えるこんもりとした山が三瓶山なのだ。
おお、これは感慨深い。



空は青く、海も青い。
その間をひた走る。




お!わしの格好いい写真をありがとうございました!

撮影・愚弟さん

出雲大社の近くまで戻る。
コースは日本海沿いを西へと走っていく。
田園地帯に戻り、右折し、くにびき海岸道路に入る。


しばし進み、くにびき海岸大橋なる橋を渡る。
眼下にはボートが見える。
水のそばっていうだけで気持ちよさそうに感じる。
実際はハードなスポーツなので汗だくなのだろうけど。




道は軽いアップダウンを繰り返す。
暑くなってきた。
時折ある日陰に安心する。


内陸部から海岸沿いに出た。
海がきれいだな~~。
はるか向こうに大きな風車が2基見える。
かなり離れたところに前走者さんも。



自転車と海と風車。これは絵になる。
なんとか追いついて写真を撮る。
いい景色だなあ。



前走者さん不審に思っていたでしょうね。きっと
しかしこの風車実は止まっていたんですよね。
全然気にしてなかった。
疲れてたんだろうね。
普段なら気づくはずなのに。


まもなく道の駅「キララ多岐」が右手に見えた。
現金の持ち合わせが少ないので、ここはパスする。
前走者さんは道の駅に入っていった。
けど、止まらず通り抜けている。


わしは電子マネーが使えるコンビニに滑り込む。
さきほどの前走者さんもいらっしゃった。
「暑いですねえ~」とお約束の会話を交わし、日陰で休憩する。
PC2でも買った500ミリ入り氷とアクエリアスの冷凍パックを購入。
アクエリアスは背中のポケットに入れる。つめたくて気持ちいい。
さらに手や足、背中に掛け水をして、冷却を図る。



前走者さんはどうやら脚にきているらしく、氷を太ももにいれて冷やしている。
厳しいよなあ。実に。
しばらく休んで出発。
国道9号を大田市に向かって西進していく。


ここから大田までが実に長かった。
とにかく暑い。
そして山陰の幹線道だけあって実に車が多い。
大型車も多いので気を使う。
道路の白線あたりを走るのだが、路肩に結構、砂利がたまっていて走りにくい。
かといって白線上も、凸凹加工してあって、これまた走りにくい。
車にはなんてことない凹凸なのだが、自転車にはこたえる。
ちょっとしたアップダウンもあり、じわじわと足を削る。


ところどころにある気温表示も「33度」「34度」とかいうとんでもない数字を示している。
暑いわけだよ。




この日は台風の来襲も心配されていたのだが、幸いそれは避けられた。
しかしその代わりの猛暑。
ま、夏だからしょうがないよ。
でも、しょうがないとはいえ、暑いものは暑い。


出雲市から大田市に入った。
単調な道が続き、気持ちを削る。
視界の端が変だ。
白と黒のモザイク模様みたいなのが見えるし。
ちらちらしている。
これってやばい状況じゃないの?
ま、大田のPC3まで我慢しよう。


PC、チェックポイントのことなんだけどCPじゃないのよね。
Point de Contrôleってフランス語なのよね。
他愛もないことが脳裏をぐるぐる巡る。


ペダルを回すが、スピードが出ない。
そしてとにかく暑い。
おや、見覚えのある田園風景。
石見グランフォンド出発地点の久手海水浴場付近ではないか。
となると、そろそろ大田市街じゃないか。
相変わらず視界がチラチラするけど、あともう少しで休める。
もう少し頑張ろう。


国道9号から市街地へと左折。
大田駅前を通る。
確かにしんどいのだけど、リタイアなんて全く考えなかったなあ。


PC3ローソン大田宮崎店に到着。
午前1134分。
193キロ地点だ。
全行程のほぼ3分の2を消化。
ゴールまであと100キロにたどり着いたのだった。





つづく

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