2016年6月5日日曜日

石見グランフォンド2016 その5

第5CPのはすみに到着。
ここまで106キロ。
昨年は113キロ地点だったからコース変更のために7キロ短くなったことになる。
時間は午後0時35分。
昨年より30分以上早いのは、そのせいだね。
それにBONBON列車のおかげで、快調に飛ばせたし。


BONBONさんたちに改めてお礼を言う。
本当にお世話になりました。
これからもよろしく・・って、また乗る気満々かよ!

ここの補給はいいんだよね。
サイクリストの心をわかっているっていうか。




エナジーロールにホエードリンクに塩に。
これでオヤジたちはあと100キロ戦える!


10分ほどで休憩を切り上げる。

少しだけ南へ走ったと思うと、右折の指示。


ああ、ここの坂。
思い出したよ。
昨年、非常に厳しかったあの坂だ。
格好いい写真を撮ってもらった坂だ。

サイクリストビュー提供

戸河内峠というらしい。
もう無理せず上るしかないよ。



この坂、序盤以降は日当たりがいい。
天頂からお日様がさんさんと降り注ぐ。
運動強度は高いし、遅いし、実に暑い。
汗もだらだら流れる。
でも、無理はしない。





後半に備えるのだ。
ここはまだ我慢するところだ。
ケーキさんと足並みをそろえてピークに到着。


つらかった昨年よりも1分以上遅いペースだった。
休む間もなく、下りに入る。


気持ちいい (^.^)
田園風景の中を走る。
この下りもう最高。
左折して県道4号を北上する。
風は南からの追い風。
道は広いし、走りやすい。
橋を渡って、集落の中に入る。
ん?見たことあるよ、この風景。
そうか昨年7月の300キロブルべで、ひと休みした集落だわ。
今回は休まずに通過。

江の川の本流に合流だ!
広々とした風景が気持ちいい。
しばらく左岸の細い道を走っていく。
木陰が続く。
ぼちぼちのペースで走っていると、だんだん後ろにトレインが伸びてくる。
あまり速すぎないオヤジにも一定のニーズはあるらしい。

引くのにも疲れてきたので、ペースを落とすか。
右手をくいくい。
見覚えのあるピンクのジャージの一団が走り去っていく。
BONBONさんやおまへんか。
これには乗せてもらうしかないわけで。
よいしょっと。


う~~ん、いいペース。
気持ちよく走れるわ~。


左手には「天空の駅」こと宇都井駅も。
いっぺんゆっくり来てみたいと毎年思いつつ、結局来ていないという(^_^;)

ところがこの後、BONBONさんチームにパンクが発生。
後続を待つためにストップされてしまった。
やむを得ない。
自分たちの力で走りましょうで。

都賀西の集落で、橋を渡る。
国道375号だ。


三江線を右手に見ながら、江の川の右岸を走る。
まもなく道の駅のグリーンロード大和に到着した。
ここはCPではないのだが、給水サービスがあるとのこと。
ケーキさんと滑り込む。


ウオーターサーバーにたたえられた氷水!
これは素晴らしい。
わかっていらっしゃる♪
自販機でジュースを買って補給。
さ、行きましょう。
ところがここで異変が。

先行したケーキさんが二人組に張り付いたのだ。
追いつこうと思ったのだが、一人ではグループの足にはかなわない。
ケーキさん、待ってよ。相棒じゃないか。
だんだん心細くなる。
頑張って走るのをあきらめ、マイペースで流す。
追い風基調とはいえ、一人走りはそれなりにしんどい。

10キロほど走ったところで、ようやく道端にたたずむケーキさんの姿が見えた。
快速列車に相当引っ張ってもらったみたい。
ただ、無賃乗車なので、終盤後ろをチラチラ見られていたとか。
そりゃ、気にされますよね。
で、離脱することにしたらしい。

一旦、沈みかけていた気持ちも立ち直ってきた。
また橋を通り、左岸にわたる。



江の川はこの辺り、ダム湖になっていて、満々と水をたたえている。
ちょっと上流ではカヌーの練習をしていた。


ダムを過ぎ、集落を通る。
お茶の栽培をしているようで、新緑がまぶしい。

ようやく着いた。
153キロ地点、第6CPの粕淵だ。
午後2時40分。
三瓶山挑戦の制限時間、3時35分まで55分もある。
昨年はここが160キロ地点だったので7キロも短い。
今年は三瓶山に上れた人が多かっただろう。

コース変更のプレゼントだね。

一息つく。
山菜おこわをいただく。




ここからの厳しい坂道のことを考え、2Runも飲む。
息は整った。
さ、行きますか。
ラスボスに会いに。

つづく。

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