2016年10月14日金曜日

BRM1008広島300キロ その2

10月8日午前10時半、わしは呉市安浦町のグリーンピアせとうちにいた。
BRM1008広島300キロに参加するためだ。

400キロ、600キロをどうにかこうにか走破してきたわし。
目標とするSR取得のためには、この300キロ完走は欠かせない。


今回の一番の厄介者は天候だ。
予報によると、8、9日とも雨。
しかも9日未明は相当強い雨になるという。
しかし、それでひるむようではSR取得は覚束ない。
ランドヌールとしては、いかなる条件下でも走る心構えは必要だ。
撮影・ヤグチさん

なので、今回は300キロなのだが、前回の600キロに準じた装備とした。
違うのは600キロではダブルボトルだったのを、この気候なのでシングルに。
そしてサドルバッグに入れていた輪行袋をボトルケージにセットした。
空いたスペースには着替えを収容した。
10月ということも考えて、メリノウールのアンダーウエア、靴下を準備した。
これは後々、奏功することになる。


服装は、上がモンベルのジオラインLW長袖を着て、MCRジャージ。
下がMCRビブパンツに、モンベルのレッグカバー。
もちろんシリコンの滑り止めは折り返して、地肌に直接触れないようにしてある。
靴下はこれまたモンベルの自転車用。
左のアキレス腱保護用にはサポーターも着用した。
1か月前の600のダメージが残っているのだ。
まあ、あんまし役に立たなかったけどね。


シューズの防水対策も必要だ。
この道の先達の実践を参考にして、ポリ袋とビニールテープをサドルバッグに忍ばせておいた。
課題は残したものの、これも大きな威力を発揮してくれた。
その他はこれまで通りの装備で。
ブルべをこなすたびに、自分の中でに生きたノウハウが積み重なっていくのが、実感できる。
このご時世、ブログやツイッター、本、雑誌といろいろなメディアに玉石混交の情報があふれている。
でも文書で読んで知った気になっていても、経験しないと腹に落ちない。
だからこそ実地は大切だ。


今回、MCRからは、600でお世話になったガチオ君、そして400を一緒に走り切ったケーキさん、わしの3人が出走する。
同じジャージが3人も揃うなんて素晴らしい。


で、グリーンピアの天気は晴れ。
で、なぜか結構蒸し暑い。
これは予想外だった。


今回の300、外国人の方や女性も出走していて、いつもより彩り華やかな感じ。
人数も多い。
エントリー75人に対して出走は50人。


雨予報でDNSされた方が結構多かったのね。
で、知り合いの皆さんもずいぶん参加している。
600のケツ持ちをわしたちと一緒に担当したモリカタコンビ。
同じく前半を一緒に走ったツネさん、ケンセーさんの姿も。
わしのブログを読んでくれているタナさんも。
こなきさんちのくるパンさんも応援に来てくれていた。
これはうれしいあ。
走る人も走らない人も、一緒に楽しみましょう。

そして、結局50人中45人が完走された。
雨の中なのに、みなさん好きねえ。


コースだけど、以下の通り。


グリーンピアせとうちを出発し、瀬戸内海沿いに東進。
竹原、三原、尾道、鞆の浦、福山、笠岡を経由して倉敷で折り返し。
倉敷からちょっと北上して、川辺橋から西へ。
内陸部の矢掛、井原、神辺、駅家、府中、御調、久井を進む。
久井から高坂と広島空港という二つの山越え。
東広島から安浦へ下って、フィニッシュだ。
全体の前半3分の2が平坦。
後半3分の1が山岳という構成だ。

市街地走行が多いという点を除けば、300キロにしては比較的易しいコースだ。
と、思っていましたよ。走り出す前は。
それに井原、府中という、以前の赴任地を二つも通過する土地勘ありまくりのコース。これはおいしい。
と思っていましたよ。走り出す前は。
全て、あの雨が持っていっちゃいましたけど(^-^;


受付を済ませ、こなきさんの丁寧なブリーフィングを聞く。
こなきさんのブリーフィングにさりげなく巻きが入っていたのは、みんなの秘密だよ ('ω')ノ
スタート地点に移動する。


前にいるのはガチオ君ともう一人ぐらいか。
サイコンをスタートさせる。
出走番号を告げる。
ペダルを踏みこむ。
行ってきま~~す 撮影・ヤグチさん

どもども('ω')ノ 撮影・ヤグチさん

8日午後1時。
300キロの旅が始まった。

つづく。

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