PC1のセブンイレブン尾道土堂店。
ブルべを愛する善男善女がたむろっている。
わしもおむすびを食べる。
身体が温まってきたので、ウインドブレーカー代わりのストクルを脱ぎ、身軽になる。
今回、新たに装備に加わった大型サドルバッグに入れる。
通販で有名なワールドサイクルのオリジナルブランドR250のものである。
ちょっと重いのだが、税抜きで5800円というリーズナブルな価格に惹かれ購入を決めた。
ちなみにケーキさんとおソロであったりする(^-^;
このサドルバッグに着替えやらなんやらを突っ込んでいる。
さすがに重いけど。
コンビニの裏にはこんな小路があったりして、港町の風情を感じる。
自転車抜きでゆっくり歩きまわるのも楽しいだろうな。
コンビニ前からほど近い渡し場に向かう。
尾道から向島へは、わずかばかりの船旅だ。
ケーキさんはまだストクルを羽織っている。
彼は寒がりなのだ。
尾道水道は、橋でも渡れるのだけども、渡船で渡るこの風情は捨てがたい。
今回のコースに指定されているのが、なんともありがたい。
同じ船にもお仲間がいっぱいだ。
モリリン、船旅中もFBへの投稿に余念がない。
今回の目玉装備は・・クロックスか?
10分もかからないで向島に渡る。
港そばでトイレを済ませ、走り出す。
お仲間はすでに出立した後だ。
さっきまで出ていた晴れ間が見えなくなり、どんよりとしてきた。
心持ち肌寒くなってきた。
だが走り始めると気にならない。
ジャケットを羽織るほどでもない。
さすがのしまなみ海道。
われわれランドヌール以外にもサイクリストがたくさん走っている。
クロスバイク勢やロード勢、レンタルチャリ勢といろいろ。
みなさんを抜かしながら、前を急ぐ。
岩子島へ渡る橋を過ぎる。
まだここ渡ったことないなあ。
因島大橋の下を過ぎる。
取り付け道を上る。
斜度が緩いので、無理せず上れるのがうれしい。
毎度おなじみ因島大橋は頭上と左右をカバーされ、ちょっと辛気臭いね。
因島はブルーライン沿いに淡々と行く。
生口橋のたもとに差し掛かる。
美しい斜張橋である。
展望所があったので滑り込む。
ほかのランドヌールとも歓談したり、記念撮影をしたり。
ケーキさんもさすがに暑くなってきたのか、ストクルを脱いでたたんでいる。
いえ~~い!
昨年、色んなブルべでお見掛けした山口からの方がいらっしゃった。
オルトリーブのフロントバッグが機能的で実にいい。
と、見慣れた人が到着するではありませんか。
あれ?ツネさん。
先に行ったはずなのになぜ・・・・
どうやら自転車神社として名高い因島の大山神社に立ち寄っていたようで。
さすがの豪脚、ツネさん、余裕ですのう。
ま、しばし一緒に行きますか。
われわれと山口さん、ツネさんの4人で走り出す。
生口島はでかい。
そしてジェラートで名をはせるドルチェがある。
正直、ここがPCでもいいくらいだ。
ドルチェに滑り込む4人。
ジェラートがおいしいのになぜか肉まんを食べる山口さん。
わしもジェラートを食べて満足。
20分ほどのんびりしてしまった。
さ、次は昼飯ですな。
ツネさんはすでに昼食を済ませたらしい。
わしとケーキさん、山口さんの3人で飯場を探すことにする。
そろそろ瀬戸田の商店街なのだが、その前に道路右手に気になるたたずまいの食堂を発見した。
ツネさん、さらばじゃ!
3人で店に滑り込む。
3人で店に滑り込む。
どうやらタコ飯が名物らしいので、定食を頼む。
出てきた!
うまい!
刺身もうまい。
コリコリした歯ざわりがたまらんね。
結構のんびりしてしたよ。
30分ってとこか。
時間は・・
午後1時20分というところ。
113キロ地点である。
山口さんが「ちょうどオンタイムぐらいかも」とおっしゃる。
え?
ブルべは時速15キロのペースで制限時間を決める。
とすると、113キロ地点の制限時間は7時間半ちょっと。
午後1時半過ぎがリミットである。
やばいかも。
平地基調ということでなめていた。
真面目に走らないと、完走が危ないかもしれない。
ここに至って、ぽんこつオヤジたちはようやく尻に火が付いたのだった。
タコ飯の店を後にして、先を急ぐ。
山口さんは、しまなみ縦走のスタンプを押しにいくとかで途中離脱。
健闘をお祈ります。
われわれも先を急ぐ。
生口島から大三島へ渡る。
美形の斜張橋として知られる多々羅大橋なのだが、今回はスルー。
大三島のたもとにあるサイクリストの聖地もさくっとスルー。
もちろん道の駅もスルーである。
とにかく先を急いで貯金を作らねば。
こうじゃないとブルべじゃないよね。
貧脚のわれわれにとっては、時間との闘いがブルべであるということを全く忘れていた。
なめすぎていた。
反省しきりである。
久しぶりのロングライド。
足も危険信号を発している。
そろそろ、つりそうなのだ。
なので危険を感じたら、多めに水分補給することを心掛けた。
まだ3月なので、それほど喉は乾かない。
でも、あえてドリンクを飲む。
おかげで致命的なトラブルにはならなかった。
脚つりには定期的な水分補給だね。
大三島から伯方島へ。
この辺でKブラザーズの撮影隊に出会ったような。
今回も神動画をアップしてくれた二人に感謝!
本当に素晴らしいから。
ちなみに動画はこちらね。
7分23秒ぐらいで無駄に脚使っているのがわしらね。
午後2時22分、133キロ地点のローソン伯方インター店に到着したのだった。
制限時間から、わずか30分の貯金であった。
つづく。
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