2014年6月20日金曜日

豊平~加計ライド時々雨

68日(日)
夜勤明けの休み。
きょうはおかもっちとのライド。
9時に頑張って起きる。
雲は多いものの天気はなんとか持ちそうだ。
準備にもたつき、10時過ぎに家を出た。

久地通りの戸山分かれで、ロード2台とすれ違う。
軽くあいさつ。さすが休日。頑張る人が多い。
10時半過ぎに久地通りと太田川の出合いに到着。
おかもっちはすでに待っていてくれた。申し訳ない。

さて、きょうはここから豊平方面に向かう。
あとは適当にその辺を走る。雨にあわなければいいけど。

国道191号をちょっと走り、豊平へ上がる道へ。
川に沿って、ゆるやかに上っていく。
川沿いの道って、上流域でもない限り激坂がないので安心できる。

この道はSTRAVAで豊平HCとして設定されている区間。
平均勾配こそ3%とゆるいが、10.8キロと坂が長く続くのが特徴だ。
はっちそんプロによると、長時間にわたって負荷をかけ続けられる格好のトレーニングポイントということらしい。

タイムアタック区間ということで、先に行かせてもらう。
上流に進むにつれ、風景が広がってくる。
それに車がほとんど走らない。
これが一番うれしいな。

淡々とシッティングで回し続ける。
時折、ダンシングも混ぜる。
最近、体が軽くなってきたのか、ダンシングがそれほど苦にならない。

基本ゆるい坂なので時速20キロをキープすることが目標だ。
ちょっと油断するとすぐ15キロぐらいに落ちちゃうが。
心拍はほぼ150BPM以上。
わしにとってはけっこうハードだ。

田んぼが広がる高原に出た。
あとは小さい丘を上って終了だ。
この区間のタイムは3207秒。
平均時速はなんとか20キロを超えていた。

STRAVAでのKOMはご存知、はっちそんさん。
彼はこの区間を24分ちょっとで走りぬく。
う~~~ん。さすがだな。
きっと追いつける日は永遠にこないだろう。

おかもっちと合流して、道の駅のとよひらどんぐり村に向かう。
アップダウンをこなして11時半過ぎに到着。
売店の近くにはサイクルハンガーが用意されていて安心できる。
自転車を引っ掛ける。


撮影・おかもっち
まずは昼食のそばだ。
あの名人直伝らしい。

わしは920円のむすび+ざるそばセットを。
セルフサービスで、出来上がるのを待つ。
おう。呼ばれたで。



そば、うまいやないか。
炭水化物サイコーだな。
さくっと食べ終わって、売店に戻る。
デザートの期間限定いちごソフトをいただく。



スマホのXバンドレーダーアプリをチェックしていると、雨雲が近づいている。
「あと少しで雨が降るで」
と言っていたら本当に降り始めた。
自転車を屋根のある休憩所に避難させてもらう。



体が冷えてきたのでホットコーヒーをいただきながら、まったり。
結構、雨脚が強い。
雨雲もなかなか通り過ぎない。
結局、2時間近く休憩するはめになった。



午後1時半、ようやく雨がやんだ。
道路はまだ濡れているが、気にしない。
豊平からは国道433号を通って加計に向かうことにした。



初めての道をじわじわと上っていく。
雲の切れ間から太陽がのぞく。
見通しがきくと気持ちまで明るくなる。



なんか変な口してる(^^;)

この道、国道といいつつ実は酷道だった。
山間部に入ると1車線のほぼ林道状態。
路面には枯れ枝や枯れ葉が落ち、舗装もはげかかっている。
見通しがきかない九十九折が連続する。
車なら絶対走りたくない類の道だ。




しかし路面にさえ気をつけていれば、こうした道は案外と楽しい。
車が通ることはほぼなく、緑に囲まれているから涼しい。
特に上りが楽しい。
速度がゆっくりだから、路面が確認しやすい。
カーブを曲がりながら、先に何があるのかを想像するのも、ちょっとした冒険だ。
下りはもっと冒険だけど。

しばらく上がると切通があり、下り坂に入る。
慎重に下りなければならないダウンヒルはけっこうしんどい。
植林の中を通る道はうっそうとしていて、路面が見づらいし。

ようやく谷筋に下りると、ほっと一息ついた。
しかしこれで国道とは・・・カーナビでだまされる典型的な道。
何とかしてほしいよな。



しばらく走ると、2車線の広々とした道に。
快速ダウンヒルを楽しみ、一気に加計まで走り下りた。

加計の最大補給ポイント「よしお」に到着。
が、さすがに日曜の午後。
順番待ちの列ができているではないか。まじ?
待つのもなんだしな~~とか思っていたら、おかもっちが「温井ダムへ上りましょう」と意外な提案を。

わしに気を使ってくれていたのかもね。
だが、せっかくのご厚意。ありがたくいただきましょう。

これまた慣れた道。
ただ上がるにつれて、道が濡れてくる。
山の天気は変わりやすい、というのを実感する。
ところどころにあるトンネルは、肌寒いくらい。

マイペースで上らせてもらって、ダム横に到着。
まもなくおかもっちも上がってきた。
あばらが痛いのに頑張るねえ。


撮影・おかもっち

証拠写真を押さえて、加計へダウンヒル。
ところが町が近づいてきたところで、小雨がぱらつき始めた。
なので町外れのセブンイレブンに退避。
雨が上がるのを待つことにした。



ここでも30分ほど雨が止むまで休憩。
おかもっちはタバコをウマそうにすっている。



雨が上がってきたので、よしおに移動。
さすがに行列はなく、すぐに購入できた。
うんまいなあ。甘味が染み渡る。
アイスやたこ焼きもあるみたいなので、今度挑戦してみようかな。




加計から太田川沿いを一路下る。
中国道を過ぎたあたりから安野の前までの約10キロにSTRAVATTが設定されている。
いっちょ頑張ることにした。
時速3540キロでおかもっちを引いて巡航していく。
心拍数も140台をずっとキープしている。
結構ハードな運動だ。

途中で我慢できなくなって、おかもっちに先頭を任せる。
ここでおかもっちが頑張ってくれた。
時速3540キロを維持して、がんがん引っ張ってくれる。
おお、これは楽だ。
心拍数は130台まで落ちた。
後ろについているだけで10は違う。

結局10.1キロを1654秒、平均時速35.9キロで走りぬくことができた。
おかもっち、ありがとう!
満足ぢゃ。


撮影・おかもっち


安野の花の駅で休憩。
ここまできたらあと少しだ。
右岸に渡って、のんびりと走る。
そして久地通りの入り口でおかもっちとお別れ。
また走ろうぜ。

あとは勝手知ったる道を自宅まで戻っていった。
101.4キロ、Avg23.2キロ。
所要時間が7時間40分なのに対して、実際に走行していたのが4時間22分。
雨には、どうあがいても敵わないことを実感した一日だった。

おかもっち、また走りましょう!


2014年6月11日水曜日

聖湖キャンプ&ポタリング その3

61日(日)
午前2時。
トイレで起きる。
漆黒の天空に星々が敷き詰められたように輝く。
すごい。しばし見とれた。

モンベルのテント、ムーンライトVに折りたたみベッドを置き、その上にシュラフを敷いて眠っている。
地面からの寒気もなく、とっても快適。
午前5時、空が明るくなってくる。また寝る。
午前7時、ようやく起床。よう寝たわ。

コーヒー、パン、バナナ、ジュースで朝食。
朝焚き火を始める。
昨夜の燃えさしに焚き付けの小枝をプラスして、火をつけるだけ。
あっという間に燃え始めた。


タープには朝露が下りて、びっしゃこ。テントもだ。
きょうも快晴無風。最高の天気じゃないか。
暑くなりそうだ。

Facebookに投稿すると、おかもっちから「今起きた。すぐ行きます」と書き込み。
ゆっくり休んだのね。気をつけてきんさい。
午前9時、ken2さんから「今、戸河内です」とメール。
昨日は都合がつかず、参加を見送ったのだけど、きょうは襲撃するという。
おお、大歓迎じゃ。
車ならまもなくだな。

10時過ぎ、先におかもっち号が到着。
TBCジャージのken2を戸河内過ぎたところで抜かしたよ」
「何だと・・・」
ken2さん、広島から自走中だそうです。
なるほど。だから来ないのだな。
10時半過ぎになったので、車で迎撃することにした。
キャンプ場から2キロ地点で、ken2さん発見。
力強く坂を上ってくる。
どんだけ自転車好きなのか。
まあ、わしも似たようなことやっているので人のことを言えんが。












もう一つアップダウンをこなして、キャンプ場に到着。
お疲れさまでした!!











まあまあ少しは休みなさい。
片道約70キロ。たいしたもんだ。
ひざが痛むと言うので、氷で冷やす。



昼食はおかもっちが持って来てくれたホルモンと焼肉。
机の上に小さな炭火焼グリルを置いて焼く。
ノンアルで乾杯。
昼間っから高カロリー食を食べて、もう、すばらしいわ。




しばし休んだken2さんだが、夕方までに広島に戻ると言う。
そこで午後1時前から見送りライドへ。


まず県境を訪問。
これは欠かせないでしょう。




続いてカキツバタも。
これも欠かせないでしょう。
祭りでとてもにぎわっていた。
せっかくなので、近くの人に記念撮影をお願いした。


その後は191号のアップダウンを深入山周辺まで一緒に走ることに。
アップダウンが脚力を削く。
わしが先頭を引いたのだが、少しは楽できたかな?







午後1時半。
ここからしばらくは下りという先峠でken2さんとお別れ。
無事に帰るのだぞ~~~~~。
ちなみにご自宅には4時半ごろに着いたそうだ。
本当にお疲れさま。

わしたちはしばし休憩。
コットに寝転んで昼寝なんぞを。
ああ気持ちいいなあ。
この後、もう一度、聖湖畔を軽く走ってきょうのライドはおしまい。
きょうも30キロちょっとしか走らなかった。

まあ、こんなのんびりとした1日があってもいいよね。
テントやコットをゆるゆると撤収する。
周辺の家族連れは昼過ぎにはとっくに撤収済みだ。
夕食はベーコンラーメン。
あともう少しでできるところで、2バーナーのガソリンが切れてしまった。
予備のガスコンロを取り出して加熱し、完成させた。
われわれも日暮れとともに撤収。


いやあ本当にゆっくりとした2日間だった。
ゆっくりしすぎて2日間で60キロしか走らなかったのは誤算だったが。
でもキャンプ&ポタリングっていう新しい楽しみ方を見つけたのは収穫だった。
これからの季節、下界は暑くても高原なら涼しそうだしね。
焚き火の楽しさも再認識できたし。
また遊びに来るとしましょうか。
おかもっち、今度はあばらを直して、泊まりでゆっくりしようぜ。


おわり